4×4MIMOに対応したモバイルWi-FiルーターはWiMAXのみ

4Gと呼ばれる第4世代の移動通信システムが出てきました。これまで4Gと呼ばれていたものは本来は第3.9世代にあたるため本当の意味での4Gではありません。第4世代の移動通信システムに相当するものは今のところ、UQWiMAXのWiMAX2+とdocomoのPremium 4Gです。

特にUQWiMAXのWiMAX2+ではキャリアアグリゲーションだけでなく、4×4MIMOの通信方式を採用しています。この4×4MIMOという通信方式を用いたコンシューマー向けの製品は今のところSpeed Wi-Fi NEXT WX01のみです。

4×4MIMOとは?

4×4MIMO(マイモ)とは送信側と受信側でそれぞれ4本ずつのアンテナを利用することで、通信の強化を図ろうとするものです。現在の主流は2×2MIMOですので単純計算で2倍の速度、安定性が期待されます。

Speed Wi-Fi NEXT WX01とは?

Speed Wi-Fi NEXT WX01とはNECプラットフォーム制のモバイルWi-Fiルーターです。WiMAX2+とWiMAXハイパワーに対応しており、4×4MIMOを採用することでベストエフォートで下り最大220Mbpsでの通信が可能です。

WiMAXハイパワーとは?

WiMAXハイパワーとは弱電界(電波が弱いところ)でも通信の品質が向上する技術です。WX01ではLTEのネットワークに対応していないため、WiMAX2+の電波状況がいまいちの場合はWiMAXのネットワークを使うことになります。その機能を補うものであると考えていただければ良いでしょう。

Speed Wi-Fi NEXT WX01の使用感

新技術である4×4MIMOを採用したルーターに興味がありましたので試してみました。最初の印象は本体がとても軽い!ということです。公式では約97gなんですね。

気になるデータ通信の速度

入手後早速、データ通信の速度を測ってみました。朝8時の段階で、東京駅での計測値です。下り最大で58.7Mbpsを計測しました。さすがに速いですね。1Gbpsの光回線には勝てないですが、100Mbps程度の固定回線であれば計測値でも勝つことができるでしょう。

電池の持ちは思っているよりも良い

WiMAX2+での連続通信時間は公式では約400分となっていますが、実際には待機時間やウェイティング時間がありますのでもっと長いと実感することでできるでしょう。たとえば、休止状態にしておき必要な時のみ起動するような形にすれば2日程度であれば充電は不要だと思います。